Chaseのビジネスカード「Inkシリーズ」は、3枚を組み合わせることでその真価を発揮します。1枚でも強力ですが、3枚揃うと「ポイント獲得の爆走」が始まります。
1. 入会ボーナス
Inkシリーズの最大の魅力は、なんといっても爆発的な入会ボーナスです。
- Ink Business Cash / Unlimited: それぞれ$750分(75,000ポイント)程度。
- Ink Business Preferred: 100,000ポイント(10万マイル分)という驚異的なボーナスが出ることがあります。
- ポイント: 3枚順番に発行していくだけで、数十万ポイントという、日本往復ビジネスクラスも余裕で狙えるマイルが手に入ります。
2. ポイント還元率(効率よく貯める)
3枚それぞれに「得意分野」があるため、支払う場所によって使い分けるのが鉄則です。
- Cash(青): オフィス用品店、通信費(ネット・携帯)で5%還元。
- Unlimited(黒): どこでも一律1.5%還元(カテゴリー外の支払い担当)。
- Preferred(紺): 旅行、広告費、配送費で3%還元。 この使い分けにより、あらゆる支出から取りこぼしなく最大効率でポイントを回収できます。
3. カードを維持する最大のメリット(継続特典)
「トリオ」で持つ最大の理由は、ポイントの集約と価値の跳ね上げにあります。
- 実質年会費が格安: 3枚のうち2枚(CashとUnlimited)は年会費無料です。
- ポイントの統合: 無料カードで貯めた「キャッシュバック(という名のポイント)」を、Preferred(年会費$95)へ移動させることで、URポイントで使えます。
- 維持のしやすさ: 2枚が無料なので、Preferredの年会費だけでこの強力な還元システムを維持できます。
4. 賢い使い道
貯まったポイント(URポイント)は、Preferredを持っていることで最強の武器になります。
- Hyattへの転送: 1ポイント=2セント以上の価値で高級ホテルに泊まれる「ハイアットへの転送」がポイ活勢の王道です。
- 提携航空会社へ転送: ユナイテッド航空やブリティッシュ・エアウェイズ(JAL特典航空券用)などへ1:1で転送可能。
- トラベルポータル: Preferred経由で予約すれば、ポイントが使えます。
5. 申請時のポイント
ビジネスカードならではの戦略が必要です。
- 5/24ルールの回避: Chaseビジネスカードは、審査時に5/24ルールはチェックされますが、承認された後は5/24のカウントに含まれません(ここが重要!)。
- 申請の間隔: 最低でも3ヶ月、理想は6ヶ月ほど空けて1枚ずつ揃えていくのが着実です。
- ビジネスの実態: ブログ運営、メルカリ販売、コンサルティングなど、少額でも収入がある「個人事業主(Sole Proprietorship)」として、自分の名前(SSN)で申請が可能です。
「Cashで5%を稼ぎ、Unlimitedで漏れを防ぎ、Preferredで価値を高めて使う」。この3段構えが、アメリカ在住者が最速でマイルを貯めるための黄金ルートです。

